急増「撮り鉄」、暴走を警戒 寝台特急「北陸」など12日ラストラン(産経新聞)

 JRのダイヤ改正で定期運行が廃止となる寝台特急「北陸」(上野−金沢)と夜行急行「能登」(同)のラストランを12日に控え、東京・上野駅にはカメラを構えたファン「撮り鉄」が押し寄せている。撮影マナーをめぐるトラブルが問題視される中、JR東日本は警備態勢を強化、ファンからは「マナーは守って」との声も上がっている。(海老沢類)

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 「危ないので中に入ってください」。規制ロープから出る人に警備員の注意が飛ぶ。8日夜、北陸と能登が発着する上野駅13番ホームには、平日にもかかわらず約200人のファンが集結し、カメラのシャッターを切っていた。午後11時を過ぎても、父親に肩車された子供の姿もあった。

 「撮り鉄」は先月中旬ごろから急増。休日には700人を超え、JR東日本は対応に追われた。上野駅ではこれまで午後11時3分に13番ホームから「北陸」、30分後に16番ホームから「能登」が出発していた。しかし、両方の車体をいい位置で撮影しようと、数百メートルの距離を走って移動する人が出たため、JR東日本は「危険だ」と、先月27日から発車番線を13番ホームに統一し、臨時の警備スタッフ10人を投入した。

 「撮り鉄」は増加傾向で、昨年春の「富士」「はやぶさ」引退時は約3千人が東京駅に集まった。マナー違反も目立つようになり、2月に大阪府柏原市でJR関西線のお座敷列車「あすか」を撮影しようとした数人が線路内に立ち入り列車に運休や遅れが出たケースでは、大阪府警が本格捜査に乗り出している。

 北陸は昭和25年から、ボンネット型の車体が郷愁を誘う能登は同34年から運行を開始。北陸の最終運転は全席が発売からわずか10秒で完売した。JR東日本は「ラストラン当日は、より多くの人出になる」とみて、社員や警備員計約40人を配置する予定だ。

 鉄道写真家の中井精也さん(42)は「全国区の人気列車が残り少なくなり、ファンが集中するのは仕方がないが、撮らせてもらっているという意識を忘れずにマナーだけは守って」と呼びかけている。

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